xampp から Xdomain php server への移行手順 phpMyAdmin 編(無料サーバ)

xampp から Xdomain php server への移行手順 phpMyAdmin 編(無料サーバ)

(無料サーバしか試していないので、有料サーバと同じかどうかわかりません)

(参考資料 WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 中島真洋著 技術評論社)

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Xampp のバージョン

(抜粋)

Xampp for Windows 5.6.21

データベースサーバ

サーバの種類: MariaDB

サーバのバージョン: 10.1.13-MariaDB – mariadb.org binary distribution

サーバの文字セット: UTF-8 Unicode (utf8)

ウェブサーバ

Apache/2.4.17 (Win32) OpenSSL/1.0.2d PHP/5.6.21

データベースクライアントのバージョン: libmysql – mysqlnd 5.0.11-dev – 20120503

PHP 拡張: mysqli ドキュメント

PHP version: 5.6.21

phpMyAdmin

バージョン情報: 4.5.1, 最終安定バージョン: 4.6.5.2

(20170106 現在)

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Xserver phpserver 無料サーバのバージョン

(抜粋)

データベースサーバ

サーバのバージョン: 5.0.95

プロトコルバージョン: 10

サーバの文字セット: UTF-8 Unicode (utf8)

MYSQLの接続照合順序: utf8_unidode_ci

PHP

PHP version: 5.6.22

phpMyAdmin

phpMyAdmin – 2.11.11.3

使用中の PHP 拡張: mysql

(20170106 現在)

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1、php-server 上での作業

wp を自動インストールする。

記入欄は、上から順に

・データベース設定はデフォルト(自動でデータベースを生成する)

・サイトアドレス:hotel(好きな名称)

・ブログ名:hotel(同上)

・ユーザ名:####(同上)

・パスワード:####(同上)

・メールアドレス:自分のメールアドレス

を記入する。

自動インストール時に表示されるアドレスやパスワード等をテキストで全部コピーしておくこと。

※反映まで 15 分くらい掛かります。

2、FTP アカウントの作成

php-server のサーバ管理画面に戻り、FTP アカウント設定をクリックし、FTP アカウントを作成する。

「編集」を押して「パスワード」を設定する。####

最終画面で、FTP ホスト名、FTP アカウント名、パスワードをコピーしておく。

3、php server の wp のダッシュボードにログインする。

ログイン出来たら現時点では OK。そのままダッシュボードを開いておいてかまわない。反映されていなくログインできない場合は下記を先に進める。

4、ローカルでの作業

・xampp/htdocs/hotel をデスクトップ上にコピーを作り、わかりやすい名前に変更する。

今回は 「hotel コピー用」とした。

5、FTP 作業

ftp で php server をつなぎ、先ほど作成した「hotel コピー用」から以下のものを同じ場所へコピーする(htdocs の wp フォルダごとごっそり移すと、サーバに仕様により表示されないことがある)。

・hotel コピー用/wp-content/plugins

・hotel コピー用/wp-content/themes/hotel

・hotel コピー用/wp-content/uploads

6、MyAdmin での作業

6-1、Local での作業

http://localhost/phpmyadmin/ にログイン

左メニューから今回使用しているデータベース(この場合は hotel)を選択する。

・テーブル名にある接頭辞を確認する。今回は “ho_”

・データベース “hotel” をエクスポートをする。

・ダウンロードフォルダに “hotel.sql” が落ちたのを確認する。

・ダウンロードが済んでいれば、mySQL を壊すとまずいので、mySQL をログオフする(慣れてきたらそのままでよし)。

・ダウンロードフォルダの “hotel.sql” を右クリック/編集で開き、トップメニューの “編集/置換” で “utf8mb4” を “utf8” に全て置き換え、保存する。

6-2、php-server での作業

サーバー管理画面から https://www.xdomain.ne.jp/login/member.php から phpmyadmin にログインする。

・今回自動作成されたデータベースを開き、全てをチェックするをクリックし、チェックしたものを削除する。「本当に実行しますか?」とでるので、「はい」を押す。

・上メニュー、「インポート」をクリックし、「ファイルを選択する」よりダウンロードフォルダの “hotel.sql” を選択し、「実行する」。

・「インポートは正常終了しました。##個のクエリを実行しました」と表示されれば OK

7、FTP で xserver 上の作業

・FTP で xserver のhotel/wp-config を開き、

75 行目前後の

$table_prefix = ‘wp_’;

$table_prefix = ‘ho_’;

に変更し、保存する(別な名称の場合、テーブル名に合わせる)。

8、xserver 上の phpMyAdmin での作業

phpMyAdmin にログインし、ho_option を開き、

・1行目、2行目の “http://localhost/hotel” を “http://自分のドメイン.php.xdomain.jp/インストールしたフォルダ” (この場合、”http://nekotarou.php.xdomain.jp/hotel”)に変更する。

・6行目のメールアドレスを変更する

・ho_users を開き、

・2行目 user_login を admin などの管理者名に(適切な名称は改めて記事を書きます)、

・4行目 user_nicename(表示名なのでよき様に)、

・5行目 user_email を自分のメールアドレスに変更する(これらは後から設定画面でも変更できます)。

8、xampp の Apache と MySQL を stop する。

キャッシュが残っているとリンクが loalhost に繋がることがあるので、xampp の Apache と MySQL を stop する(閉じるだけだとバックグラウンドで動いているので注意)。

9、Xserver 上のダッシュボードにログインする。

>データベースの更新が必要です

>WordPress が更新されました。ご利用いただく前に、データベースを最新バージョンに更新する必要があります。

>データベースの更新処理には少し時間がかかるかもしれません。しばらくお待ちください。

と表示されるので、”WordPress データベースを更新” をクリックする。

>更新完了

>WordPress のデータベースの更新に成功しました !

と表示されたら、「続ける」をクリック。

10、サイトを表示してみる。

・「サイトのタイトル」「キャッチフレーズ」、デザインのズレ、アイキャッチ画像、それぞれのリンクの確認、Jquery 、プラグインの働きを確認する。

・固定リンクをそれぞれの記事を開いて編集で直す。

・必要に応じ、コンタクトフォームプラグインのメールサーバを設定する。

・ここまで作業時間 1h30m ほど(記述しながら)。作業だけだと慣れると 30 分かからないくらい。

完了形

http://nekotarou.php.xdomain.jp/hotel/